上手にお留守番させるには?
こんにちは ペット免疫マッサージセラピストのゆみです。
- 愛犬を残して外出するのが心配・・
- 外出中はイタズラしていないかな・・
- 吠えたりしていないかな・・
- 寂しがっていないかな・・
小さい子犬やシニア犬を残して出掛けるの心配ですね。
私たちは生活するにあたりやはり仕事をしなければなりません。会社へ出勤し日中仕事をしている間自宅にいる愛犬達はお留守番することになります。もちろん在宅のお仕事もありますがその場合でもずっと遊んであげるわけにもいきません。
ではお留守番中の愛犬たちは何をしているのでしょうか。
寝ているのでは?
そうですね。大半は寝ていることが多いかもしれません。しかし何もすることがなく待つ時間も多いはずです。
犬の一生の1/4が「待つ時間」=「退屈な時間」と言われています。
飼い主さんが朝の準備を始めると愛犬たちはまた「待つ時間」が始まると不安な気持ちになっているのかもしれません。
飼い主と愛犬との関係
愛犬はとても可愛くてついつい甘やかしてしまいがちですが適度な距離感が理想的な関係です。
自分に例えてみてください。あまりにも自分に干渉されるとイライラしたりしますね。愛犬も同じです。
飼い主との主従関係が必要
犬はもともと群れをつくって生活していました。群れにはリーダーが必要で犬の行動を制御するためには犬が飼い主の指示に従う必要があります。その為には家の中でも絶対に入ってはいけない所、やってはいけない事などのルールづくりが必要です。愛犬に強い依存心を持たせないようにするには飼い主の普段の接し方などを見直す必要があります。
出掛ける時はさりげなく
「行ってきます」「いい子で待っててね」など声掛けしてから出掛ける人も多いでしょう。留守番中に問題行動が多い場合は声掛けせずさりげなく出掛けましょう。
愛犬には「行ってきます」は「これから留守番」の気持ちをあおる事に繋がってしまいます。
後ろ髪をひかれる思いですがそこは飼い主さんの頑張りどころです。
お留守番にはサークルをうまく使いましょう
プライベールルームを作ってあげよう
室内で放し飼いにして自由にさせてあげたい!と考えている方も多いでしょう。
しかし
ペットサークル=プライベートルーム
を必ず用意しておきましょう。
飼い主さんにとってもサークルの中で過ごしていると分かれば放し飼いで危ない場所に行ったり
飲み込んではいけない物を飲み込んでしまったりという不安はなくなります。
また飼い主さんが出掛けるときはサークルに入ることが当たり前の習慣をつければお互いに
ストレスなく過ごせます。
他にも災害時や入院時など比較的小さなサークルに入る事があります。
そんな時も慌てずに入っていられるよう慣れておく必要があります。
サークルに慣れさせよう
サークルから出たがって騒いだりした場合は少し可哀そうですが無視をして下さい。
ここは飼い主さんとわんこの我慢くらべです。
静かにいい子にしていればサークルから出してもらえると学習します。
その為にはお家に迎えたその日からしっかりサークルを用意して中に入れてあげましょう。
トイレトレーニングにも役立ちますし自分勝手なわんこになってしまうとその後のしつけが大変になります。
知育トイを利用しよう
サークルには知育トイを入れてあげると退屈せずに過ごせます。
知育トイは転がすと中に入れたおやつが出てくるものがおすすめです。
トイ中には愛犬が好きなおやすを入れてあげると喜びます。
あまり大きいおやつはのどに詰まったりすると危ないので切り分けて小さめにしてあげましょう。
お勧めは
- チーズ
- ジャーキー
- ササミ
などです。
最初はすぐに取り出せるようにセットし慣れてきたら取り出しにくいように入れ長い時間遊べるようにしてあげましょう。
子犬などの場合はフードを犬用のミルクや水でふやかしてから詰めた後冷凍庫で凍らせておきましょう。
※必ずラップで包んで冷凍してください。
子犬は歯茎や歯がかゆくなりやすく冷たい知育トイで少しかゆみが和らぎます。
冷たいのであまりあげすぎないように注意してください。
使用した知育トイは使用したら赤ちゃんの哺乳瓶洗いなどの洗浄道具で中まできれいに
洗っておきましょう。
犬の分離不安症について
飼い主さんと別離によって不安から、恐怖・精神的肉体的に不安定になり、それが原因で様々な問題行動を愛犬が起こしてしまう状態を「分離不安症」や「分離不安障害」言います。
どんな症状なのでしょうか
- 飼い主が出掛ける時に落ち着かない
- 吠え続ける
- トイレを失敗する
- 自分の手足を噛む
などがあります。原因としては留守番中に嫌なことがあったり環境の変化など様々です。
犬の分離不安症は精神疾患です。そうならない為にもしっかりとしたしつけと生活環境を整える必要があります。飼い主と愛犬との関係も見直し症状がひどい様であれば動物病院に相談してみましょう。分離不安症は軽く考えず愛犬と接しましょう。
「ただいま」と帰った時の愛犬の表情は愛おしくてたまらないです。
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