チワワに多い病気とは
チワワを飼う上で注意しなければならい代表的な病気についてご紹介します。
- 水頭症
- 膝蓋骨内方脱臼(しつがいこつないほうだっきゅう)
- 流涙症
- 僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
- 膿皮症
- 外耳炎
などがあります。どんな病気なのか確認してみまよう。
水頭症
脳内の脳脊髄液が異常に溜まり過ぎ脳圧があがり様々な症状をおこす病気です。
小型犬に多いと言われている水頭症は先天性(遺伝)のものが多いようです。
症状としては体がマヒし動けなくなったり、痴呆症状(ぼーっとしている)などです。
超小型犬とされるチワワは飼い主さんが気が付かず足で蹴ってしまったり肘が当たってしまっただけでも脳内出血を起こして水頭症になる場合もあります。その他には脳腫瘍などの病気からも発症します。
膝蓋骨内方脱臼(しつがいこつないほうだっきゅう)
別名パテラとも呼ばれます。
後ろ足膝蓋骨がずれて脱臼してしまう病気です。病院へ行くとパテラ1やパテラ2などと言われ4段階に分けられます。症状がひどくなると歩行困難をおこして手術が必要となります。
原因は床がフローリングで滑ったりソファーから降りたりする時に負担が掛かることが多いです。
また体重が増える事でも足に負担がかかるので体重管理にも気を付けたいものです。
流涙症
涙が多く溜まり流れ出ている症状です。流れ出た涙で涙やけになります。
原因は結膜炎や角膜炎の炎症と逆さまつげによる刺激物混入などがあります。
目が大きいチワワには気を付けてあげたい症状です。
目にかゆみがでたり目やにが増えたりした場合は動物病院で目薬を処方してもらいましょう。
ホワイトやクリーム系のチワワは涙やけが目立ち気になってしまう飼い主んも多いようです。
毎日専用ローションでケアしてあげるとよいでしょう。
僧帽弁閉鎖不全閉鎖症
シニアの小型犬に多い病気とされている心臓病です。
僧帽弁とは心臓の左心室と左心房の間にあり血液を正常に流す役割をしています。その僧帽弁が加齢などにより上手く閉まらなくなって血液が逆流したりします。進行すると肺水腫になり呼吸困難に陥ります。
初期症状は咳が出始めます。おかしいな?と思ったら受信して獣医師に相談してください。
治療法としては薬又は手術です。初期症状であれば薬の数は少なくて済みますが症状が進むにつれ投薬数もふえます。薬によって病気が改善するものではないのでそれ以上悪くならないよう症状を遅らせる為薬は一生涯飲むことになります。
膿皮症
細菌によって皮膚トラブルが起きる症状です。
かゆみが出て化膿しかさぶたになります。色素沈着により皮膚が黒ずむ場合もあります。
ブドウ球菌による症状が主ですが常に皮膚上に存在しています。健康状態であれば症状が出ることはありません。免疫が落ちていたりすり傷などから発症する場合があります。
治療法は抗生物質のお薬と薬用シャンプーです。
外耳炎
耳を床にこすったり耳の後ろを必要以上にかいていたら要注意です。
耳の後ろはかきながら“キャン キャン”と鳴いたりします。
チワワは耳がピンと立っていて炎症があると赤くなりわかりやすいです。左右で耳の色がちがうな?と思ったら気を付けてください。
治療法は動物病院で洗浄液でぬらしコットンでとります。点耳薬を処方されることもあります。
原因は膿皮症と同じく免疫力の低下などがあげられます。
チワワの病気についてのまとめ
チワワのような小型犬がかかりやすい病気は特に気を付けてあげたいものです。
我が家もパテラ・僧帽弁閉鎖不全・外耳炎・膿皮症と病院へかかっています。
いつもと様子が違う事に気付けるのは飼い主さんだけです。健康で楽しい毎日を過ごしたいものです。
ペット免疫マッサージセラピストのゆみでした。
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